京女のしまつな暮らしと洗い張り
大村しげ先生の本に最近ハマっています。
カジュアル着物雑誌・七緒の書籍紹介コーナーは関心のある分野がぴったり当てはまって感激します。
京女のしまつな性格、物を使い切る性格というのは、大村先生の本を読むまで知りませんでした。
古都の歴史ある街並みに次いで
裏表のあるイメージが先行しがちな京都ですが、
もったいない精神や最後まで使い切るしまつな性格は知られていないのではないでしょうか?
ケチな関西のイメージはほとんど大阪にかかっていますからね、いち関東人の主観ですが。
最近着物の洗い張りを自分でしたいなと思うようになりました。
昔はそれぞれの家庭でやるものでしたからね。
解いて洗うのも縫い直すのも家事の一つでした。
京女の皆様に負けず劣らずドケチ…いえしまつな性格をしているものですから、
折の度に悉皆屋さんにだすなんてできません。
仕立て直しも自分でやりたいので和裁も勉強しはじめました。
今は簡単なものを作って運指の練習にしています。
おばんざいや火を遊ばせない…などのエピソードを読んでいるうちに火鉢も買いたくなって来ました。
そのまんまの東女やけど、
うちもしまつにくらしまひょ。